「変わりたい」「何かを始めたい」
そう思っているのに、なかなか一歩を踏み出せない。
自信がなくて、未来のことを考えると不安がいっぱい…。
そんな風に感じる日々に、試していただきたいことがあります。
それは“ビジュアライゼーション”!
でも、ビジュアライゼーションが苦手ですという人もよく聞きます。
「イメージがうまく描けない」「どうしても頭の中でうまくできない」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は苦手な人でもやりやすいビジュアライゼーションの方法をご紹介します。
この方法は、 脳神経外科医のJim Doty が提案する、脳科学的に理にかなったビジュアライゼーションのステップです。
ビジュアライゼーションとは?
ビジュアライゼーションとは、理想の未来やありたい自分の姿を“ありありとイメージする”こと。
ただの空想や妄想ではなく、スポーツ選手や成功者が日常的に取り入れている 脳と心のトレーニング方法 なんです。
実は私たちの脳は、現実とイメージの区別があまりつきません。
脳は繰り返したものを信じるという性質があります。
繰り返しイメージすることで、その未来像を現実として信じ込むからこそ、私たちの行動や選択は、無意識にそのイメージに引き寄せられます。
「思い描けることは、現実にできる」
それは脳の力です。
ビジュアライゼーションが必要な理由
脳の性質のひとつに、私たちを守ることがあります。
脳は“サバイバル”優先。
何もしなければ、私たちの脳は生き延びることにしかフォーカスしません。
つまり、変化やチャレンジを“危険”と捉えてしまうんです。
だからこそ、意識しないとネガティブな想像ばかりを繰り返してしまいます。
「きっと失敗する」「どうせ無理」
そんな思考に引っ張られて行動できないこと、ありませんか?
これは脳があなたを守ろうとしてくれているだけ。
逆に、明るい未来の映像が頭の中にあると、不思議と心が落ち着き、「じゃあ今日はこれをしてみよう」という前向きなエネルギーが湧いてきます。
では、大切な4つのステップをご紹介します!

苦手な人でもできる!今日からできるビジュアライゼーション 4ステップ
1. 書き出す
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まずは、理想の未来やありたい自分を紙に書いてみましょう。
脳は私たちの考えていることを必ずしも理解していませんが、書くことで意図が現実として処理されやすくなります。
これが、ビジュアライゼーションの第一歩。Keikoさんの「パワーウィッシュノート」 はまさに必須のステップですね。
2. 声にだして読む
次に、書いた内容を声に出して読みます。
これが、意識的な行動を促す鍵となります。
声に出して読むことで、脳の「タスクポジティブネットワーク」と呼ばれる場所が活性化されます。この場所は意識的な目標設定や行動の実行に関わる脳のネットワーク。
声に出して読むことで、脳はその言葉をさらに具体的に受け止め、計画的に行動を起こすための準備を整えます。これは全部無意識下で行われます。
3. 心の中で読む
再度、自分の心の中でその内容を繰り返します。
潜在意識に深く落とし込むことで、セルフイメージも少しずつ変化し、そのビジョンがあなたの行動に自然と影響を与えるようになります。
4. ビジュアライゼーション
そして、最後にイメージを描きます。
いきなりビジュアライゼーションをするのは難しいかもしれませんが、
まずは書いたことを思い浮かべながらイメージしてみると、とてもやりやすくなります。
場所、顔、表情、香り、音、温度など、五感を使って感じながらイメージすることがコツです。
頭の中だけでなく、実際に感じることを大切にして、未来の自分に触れるような感覚でイメージしてみましょう。

いつやるのがおすすめ?
個人的には、朝と夜にするのが好きです。
これは、朝や夜に脳波がアルファ波やシータ波になり、潜在意識に入り込みやすくなるからです。
アルファ波の状態では、無意識にアクセスしやすく、理想の未来をより強くイメージすることができます。
私の個人的なおすすめは、書き出すことは前もって行い、寝る前や朝起きてから、
- 2. 声に出して読む
- 3. 心の中で読む
- 4. ビジュアライゼーション
を行うことです。
これで、ビジュアライゼーションの力を最大限に活用できるはず!

まとめ
ビジュアライゼーションは、未来を実現する力です。
その力を意識的に使うことで、夢に向かって進むためのエネルギーが得られます。
毎日少しずつ、この簡単なステップを実践することで、あなたが描いた未来はきっと現実のものになります。
まずこの音声を使って、今日という1日をイメージしてみてくださいね!