家をきれいに保つことは人生の舞台を整えること

わたしが月星座に興味を持ったきっかけは、Keikoさんのご著書 『「運のつまり」を取れば、幸運はあたりまえにやってくる! Keiko的 月の浄化術』 でした。
縁側のある古い一軒家に暮らし、執筆もしている在宅ワーカーのわたしにとって、家は人生の舞台ともいえる大切な場所。子どものころからインテリアや模様替えが好きで、ヨガに読書、料理や庭仕事やDIYなど、趣味と呼べるものはほとんど家でできることばかり。
つまり生粋の家好き人間であるわたしにとって、そうじは単なる面倒な家事として後回しにできない必須業務です。おまけに自らのライフスタイルをエッセイの題材にすることも多く、家が心地よい場所であることは、仕事の成果にダイレクトに影響してきます。
生まれ育った環境から、もともときれい好きなほうで、近藤麻理恵さんの本に感化されて定期的に断捨離にも取り組んでいました。でもそうじとなると、確固たるスタイルを自分の中に持っていたわけではなく、ただ毎朝のヨガ習慣でホコリが気になるから、床のモップがけだけはその前にやる、という程度でした。
「やっているのはそうじ」なのに幸運が次々と起こる


そんな中でふと興味本位で手に取ったのが、先述のKeikoさんの本でした。この本で初めて出会ったのが「月の運行周期に合わせて家の各所をまんべんなくそうじして全体の運気を上げていく」というムーンクリアリング。Keikoさんが考案されたおそうじメソッドでした。
運を呼び込み、邪気を遠ざける家と体質になるために、日々のそうじに取り組んでいく。その際、12星座ごとの性質と、家のそうじ箇所を組み合わせ、より効率的にスピーディーに運気アップを目指す、というコンセプトにも好奇心を刺激され、最初は2ヶ月ほど、つまり12星座の2周分は、本に書いてある通りにきっちり取り組んでみたのです。すると、「やっていることは家のそうじ」なのに、不思議なくらいにラッキーなことが、どんどん起こる!
たとえば、押入れや室内収納をそうじする乙女座の日に、不要品の見直しをしていたら、数ヶ月前からメルカリに出品していてなかなか売れなかったマットレスが値下げもせずに売れて、押入れが一気に片づいた、とか。
ガレージやエクステリアをそうじする射手座の日に外回りをきれいにして家に戻ると、書籍出版の依頼のメールが初めての相手から届いていた、とか。
牡羊座の玄関そうじをしっかりしたら、数日後に税理士さんから連絡があって、過去に税金で納めすぎていた分の還付金が戻ってくることになった、とか。
規模はさまざまですが、こうしたラッキーなことが、ムーンクリアリングを続けていると毎日のように起こるので、だんだん驚かなくなるのと同時に、「宇宙のリズムに合わせて暮らしていれば自然に運気は上がっていく」というKeikoさんの言葉が腑に落ちて、「なるほど、こういうことか」と実感できるようになりました。
家事と開運行動が合体した最高のおそうじ法


すっかりムーンクリアリングに魅了され、パワーウィッシュも始めたわたしは、自分のエッセイや発信で、月のサイクルに沿った暮らしの心地よさを実体験とともに力説してきました。
そこからKeikoさんとのご縁がつながり、自分のVoicyの放送で「今日のムーンクリアリング」というコーナーを作って、リスナーさんたちと一緒にムーンクリアリングに取り組んだり、このムーンウェルネスのアンバサダーにお声がけしていただいたりすること自体、月のサイクルに沿って暮らしていたら、宇宙からもらえたごほうびのように感じます。
わたしはもともとはリアリストの仕事人間で、「何のためにこれをするのか」をはっきりさせたがる性格。でも、年齢と経験を重ねるにつれて、「何のためになるか今はわからないけれど、なんとなく今これをやったほうがいい気がする」という直感力も育ってきたように思います。
そこに、現実的な家事としてのそうじと、月のリズムという目に見えない力を組み合わせたムーンクリアリングがピタッとはまったのでしょう。わたしの暮らしや価値観に何かしら共感を持ってくださる人には全力でおすすめしたいと、その魅力を日々発信しています。
その一例としてVoicyでムーンクリアリングについて語った放送も、ぜひ聴いてください。
#892 いつでも始められて効果絶大なムーンクリアリングの魅力を力説
#843 《対談》あやじまさんと語る「ロジカルな人ほど月星座にハマる理由」
ここを毎月そうじしようとは自分では思いつかなかった場所をそうじすることになったり、その結果として年末の大そうじが不要になったり、ムーンクリアリングのよさはこのコラム1本ではとうてい語り尽くせないので、また今後も書いていきたいと思います。