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執着しない愛し方
——花とミツバチと、月星座の人間関係論

コーヒーを片手に男女が手を握り合っている

Keikoさんの思考に出会って

人間関係を複雑に拗らせる最たる原因は、他者への執着心であり、敬意のなさだと感じます。恋愛でも、友人や家族、仕事においても、同じこと。

頭ではわかっていても、「好きだからこそ執着してしまう」「合わない相手ほど気になってしまう」——。

Voicyのリスナーさんや読者の方々から寄せられる悩みの多くもまた人間関係です。
かくいう私も、かつてはついつい執着しがちなタイプでした。好きな人も、苦手な人も関係がこじれると、「もっとわかってほしい」「どうしてわかってくれないの」と、自分の感情に囚われてがんじがらめになってしまう。

そんな不器用な時期を経て、全くと言っていいほど、人間関係に悩まなくなりました。それは、物書きとして、一個人として、悲喜交々の経験を重ねたおかげも大きいのですが、Keikoさんとの出会いもまた、私をずいぶん変えてくれました。

「花とミツバチ」が教えてくれたこと

実は私がKeikoさん思考に最初に出会ったのは、月星座関連の書籍ではなく、Keiko さんの2冊目の書籍『運命のパートナーを引き寄せる22のルール』でした。
そこには、恋愛のみならず、運命の本質が記されていました。

2人なら最高に幸せ! 「運命のパートナー」を引き寄せる22のルール 

運命を引き寄せるために自力でやるべきことはあるけれど、
それは、その願いや他者に執着することではない。

これは、Keikoさんの運命論の核の1つとなる思考です。
のちに続く、大ヒット本『願う前に願いが叶う本』の中にあった、「女と男の関係は“花とミツバチ”」と語る運命論も印象的でした。

花に止まっているミツバチ

意訳ですが、この「花とミツバチ」理論をご紹介させていただくと……
曰く、女性は、自分からパートナー(男性)を捜しに行くのは邪道である。宇宙において 「陰(-)」 の存在である女性には「待つ、守る、はぐくむ」 っていうエネルギーが与えられている。
獲物(恋人)を捜しに行くのは、男性の役目。いっぽう女性は、与えられたものを育てる役割。

だから、女性は男性を追い求めすぎずに、みずからを磨きあげつつ、積極的に待つーー。

30 代でも不器用な恋愛ばかりしていた私は、当時、この言葉にひざを打ち、救われました。そもそも自分は誰を追いかけるのは性に合わないし、恋情が執着に変わってしまう時、その対象は実は相手ではなく、自分の中にある何かなのではないかと気付いたのです。

ウェディングドレスを着た女性と、タキシードを着た男性が手を繋いで歩いている様子

執着しないけど、愛をもって関わる

自分から何かを追い求め奪いにいくのではなく、自分を磨き、整え、愛のある状態で待つ。

“執着しないけど、愛をもって関わる”。

それは、一見矛盾しているようで、実はとても本質的な関係性であり、心地よい距離感なのだと思うのです。

月星座で、相手の“地雷”と“ツボ”を知る

さて、現在、私は本サイトと連動したPodcast「ムーンウェルネスな日々」でもKeikoさんのお話のお相手(MC)を定期的に務めています。

4月25日にオンエア開始した回では、リスナーさんからのお悩みである「苦手な人とうまくやるコツ」についてお答えいただきました。

Keikoさんの回答は、思慮深く、バラエティに富んで、実践的なものばかり。
たとえば、、「相手の月星座を知ると、その人の“地雷”と“ツボ”がわかる」という話。たとえば月星座が山羊座なら、「誠実さ」や「責任感」を重んじる。
そこを満たすように接すれば、関係はスムーズに整っていく——と。つまり、月星座は、他者理解の地図にもなるというお話があったり。

一方では、大手広告代理店で秘書をやっていたキャリアウーマン・Keikoさんの経験からの興味深いアドバイスも聞けます。そこには、「執着しないとはこういうことか!」と思われたお話も。

執着しないという、やさしさのかたち

Keikoさんは、いつも軽やかで、でも言葉の奥にすごく深い愛がある。
「執着しない」とは、決して突き放すことじゃないんですよね。むしろ、自分の波動を整えて、他者への敬意と慈愛を持つことなのかなと。すると、風通しのいい距離感で、温かく心地よい関係が築ける。

そんなKeikoさんの思考を改めて味わえた収録でした。

恋も、友情も、仕事も。大切な関係ほど、執着ではなく、信頼と愛で結ばれたものでありたい。

執着の手をそっとほどくと、人との関係も人生も、月のように満ち欠けしながらも、自由に、美しく、広がり、深まっていくのかもしれません。

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