
column
月星座で人生が大きく動き出した話
小川奈緒
2025.04.01
パワーウィッシュが生活と仕事と人生を動かす

2021年から毎月2回、新月と満月の日に欠かさず続けてきたパワーウィッシュは、今では生活や仕事、ひいては人生の方針を決めるうえでの大切な道標になっています。
その道標が他者から与えられるのではなく、自分の内側から生まれてくるのが、パワーウィッシュの魅力。
Keikoさんの天空図解説を聞いていると、それまで顕在化していなかった悩みや課題がだんだんと浮かび上がってきて、「今、このことについてちゃんと考え、行動したほうがいい」という気持ちになってくるのです。
ノートに書き込むころには、さっきまで意識すらしていなかったことが、具体的な数値まで伴うリアルな目標に変わっていて、その日から行動が変わり、ときにはあっけないほどすぐに、ときには時間をかけて少しずつ、叶っていく。
こうした体験を積み重ねるなかで、これはすごいよ、という実感とともに、周囲にも勧めてきました。
だから今では周りにもパワーウィッシャーがたくさんいて、会話において「宇宙が」「シンクロが」というワードが出ても訝しがられることはなく、一つの価値観を共有しながら深く対話することができています。
自分に対する思い込みを手放すにつれて願いが叶っていく

実は月星座を知るまで、占星術を含め、占いというものに特別興味があるほうではなく、かといって否定的でもなく、自分自身でその威力を体感しないことには信じるも信じないもない、というスタンスでした。
そんなわたしがムーンクリアリングという掃除法をきっかけに月星座と出会い、蟹座の特性を活かした活動がスタートからあっという間に軌道に乗り、「自分はこういう人間」と思い込んでいたバリアをどんどんはがして自由になっていくにつれて、パワーウィッシュの成就率もぐんぐん上がっていきました。
その変化は、自分自身はもちろん、他人から見ても明らかだったようで、友人も仕事仲間も、わたしの本を読んだり発信を受け取ってくださるフォロワーさんも、触発されて次々とパワーウィッシュを始め、それぞれの人生を鮮やかに切り拓いています。
宇宙元旦に願ったことも毎年叶っていますが、実はその内容がパワーウィッシュを始めたころとはずいぶん変化しているのも、おもしろいところ。
自分のしあわせの延長にみんなのしあわせを願うように

以前は「自分はもっとこうなりたい」という願いばかり浮かんできたし、実際に願っていました。
もちろん悪いことはなく、そうした願いで叶ったものはたくさんあります。
でも今は、「わたしも、みんなも、世の中全体が、よりしあわせなほうへと向かうように」という思いをのせて、いろんなことを願っています。
年齢と経験を重ねたせいもあれば、自分の願いはもうたくさん叶えてもらったから、もっと視野を広げてしあわせを願える余裕が生まれてきた、という見方もできるかもしれません。
たとえば先日の牡羊座新月では、「根本的だけれど無理のない変容」といった意味合いのKeikoさんの解説をきっかけに、「これまでソロワークで小さな仕事にコツコツ取り組むことに適性と喜びを感じていたけれど、これからはチームを組んでの大きなプロジェクトにエネルギーを使える人になる」ということを願ってみました。
こんな願いは、パワーウィッシュをしていなければ、一生出てこなかったと思います。
学生時代からグループ行動が苦手で、組織が向いていないとフリーランスになったくらいですから。
でも、著作もそれなりに積み重ねた今、職業や肩書き、働き方まで、かつて願っていたかたちが現実になっていて、すると自然に「これからは求められることがしたい」と思えるようになってきたのです。
だから今は、気持ちよくつながり合える相手からのコラボレーションのお誘いにも、前向きな姿勢で「わたしができることであれば」とお引き受けしています。
大げさに宣言こそしていないけれど、こんなふうにどこかで新しい自分を感じながら、今年も春をスタートできています。


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